売上が思うようにあがっていない時ほど、
どうやって利益を残したらいいのか悩みますよね。

「まずは経費を削減して、コストを抑えて・・・」

というのが一般的な考え方だと思います。

ですが、本当に経費削減は効果があるんでしょうか?

僕は「経費削減では利益は残らない」と考えています。

なぜなら、経費削減よりも値上げをする方が効果があるからです。

その理由をお伝えしていきます。

経費削減の効果

経費を削減すること自体は必要なことです。

しかし、一時的に経費を安くすることだけに目がいってしまい
大事なことを見落としてはいませんか?

一般的にビジネスにかかる経費というと

・人件費
・材料費
・広告費
・光熱費
・家賃

などがあります。

なかでも人件費や材料費は大きなウエイトをしめるものです。

その人件費や材料費を削減したらどうなるのでしょうか?

一時的には経費がさがり、
安心してビジネスに取り組むことができそうな気がします。

ですが、人件費で考えてみると、いざ忙しくなった時に人が足りないとか、
スタッフ・社員のモチベーションがさがるなど、絶対的な効果ばかりとは言えません。

 

一方、材料費はどうでしょう。

これも、同じ品質を保てるのであれば安くなることに問題はありません。

しかし、現実的ではないですよね。

材料の価格を下げれば、それなりに質を下げざるをえません。

そうすると、「肝心の商品そのものの質」にまで影響が出てしまいます。

質が落ちてしまえば、売上もあがりません。

いくら経費を削減しても、売上があがらない状態が続けば、どこかで限界がきます。

すると、また経費を削減しないといけないという『負のサイクル』におちいる危険があります。

 

このようなやり方は、経費を削減する意味での効果には即効性はありますが、
利益を残すという意味では、時間がかかってしまいます。

経費削減の、そもそもの目的は利益を残すことです。

使う分が減っても、入ってくる分が増えなければ意味がないですよね。

そこで、利益を残すため、まっさきにやるべきことが『値上げ』なんです。

値上げの効果

値上げというと、抵抗を感じるんではないでしょうか。

でも、「過剰に値上げをしてください」といっている訳ではないんです。

実は、多くの経営者の方が、

自分の提供するサービスにおいて妥当な金額設定をできていない

と感じているというデータもあるんです。

それだけ安く価格設定をしてしまっっているということですよね。

その今の価格を、少しでも本来の「妥当だと思う価格」に近づけるというだけのことです。

では、実際に値上げしたらどれだけ効果が出るのかをみてみましょう。

例えば、あなたのビジネスで、1000円の商品を1日に100個売っているとして、利益が50円だとします。

営業日数は25日として考えます。

利益を計算すると、

(50円×100個)×25日×12ヶ月=1500000

となり、年間で150万円の利益が出ます。

この商品を30円だけ値上げしたら利益はどう変化するでしょうか?

30円×100個=3000円(1日で増える利益)

3000円×25日=75000円(1ヶ月で増える利益)

75000円×12か月=900000円(1年で増える利益)

 

どうです?

たった30円の値上げで、年間90万円も利益が増えるんですよ!

ひとつの商品で、年間で240万の利益が確保できることになります。

しかも、なにも経費はかかっていないので、まるまる利益が上乗せされるんです。

もちろん、これは単純な計算なので、全てがこのように行くわけではありません。

でも、時間をかけて経費をこつこつと削減するよりも
コストをかけず、最短で利益が残る方がいいとは思いませんか?

まとめ

見ていただいて分かるように、値上げには絶大な効果があります。

ちゃんと商品の良さを伝えることができていれば、
お客さんも納得してくれるはずです。

もちろん僕も実践済みです。

請求書や帳簿を見ながら、どれを削減しようと時間を使うよりも、
ぜひ思い切って値上げに取り組んでみてください。

もちろん余分に使っているお金の削減は同時におこなってくださいね。